はるちゃんの介護日記

03.一週間でボロボロ

ある日、風呂場が濡れているので、どうしたのかと聞きますと「シャワー浴びたかった」とのこと、よく見るとシャワーの蛇口が壊れています。義母が悪そうに「ゴメン、ゴメン倒れそうになったので掴んだら取れてしまった」「ちょっと!大丈夫?どこも何とも無いの?」思わずムッカ〜とオロオロ同時です。
無事が確認でき、安心したら急にムカムカ、イライラしてきました。
これからこれが、ず〜っと続くのかと思うと、思わず涙がこぼれました。
主人は平然としています。私が嫁だから心が狭くて、こんなにイライラするのか、義母を許せないのかと思うと情けなくなりました。
まだ介護保険も始まっていませんでした。ケア・マネージャー(※注)の存在も相談できるところも知りません。誰からのアドバイスももらえず「暗中模索」とはまさにこのときだった様に思い出します。
今は何かあったら、市役所の福祉の方に相談すると、ケア・マネージャーを紹介してくださって、リハビリでもデイ・サービスでも訪問介護でも相談にのってくれます。私もズ〜ッと後のことですが、半信半疑で行ったところ、本当にこと細かく相談にのってくれました。
その件は後日、書きます。
ある日、介護士の友人から電話が入りました。施設の部屋が空いたので入所できるという連絡です。もう、本当に両手をあげて喜びました。
バンザーイ!バンザーイ!
たった一週間の介護しかしていないのに、身も心もボロボロでした。義母は少し抵抗しましたが「婆ちゃん、このままではお互い共倒れになるし、精神的にも反発してしまう、家の中が面白くなくなるから」と、私の決心を話し、入苑してもらうことにしました。義母は、まだ自分で何でもできると思っている様子です。ゆっくり話をして、理解してもらうしかありません。今にして思えば、傷つけないよう言葉を探しながら、何度も話したのが良かったように思います。
「婆ちゃんのため」という言葉は禁句にしましょう。今までの努力がゼロになるかも「私のために、お願いします」と言ったほうが良いように思っています。

(※注)ケアマネージャー=介護支援専門員。介護保険制度において要介護・要支援の認定を受けた人に介護サービス計画の作成・課題分析・実施・管理などを担当する
つづく(はるちゃん)


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