はるちゃんの介護日記

13.婆ちゃん、退院する

 義母は毎日頑張っています。退院の日は確実に迫って来ていました。そして、私にはもう少し楽をという、欲の深い思いが……。
 さて退院してからのデイサービスをお願いする施設を探さなければなりません。義母に相談すると元々の施設へ通いたいと言います。何いってんの私は大反対!! でも義母の入院中には施設の若い看護士さんや介護士さんが沢山お見舞いに来てくれていました。義母が入所している時や、デイサービスでお世話になった若い人たちです。「婦長はキライだけど他の人たちは大好きだから」「大丈夫、婦長さんには負けないから」そんな義母の言葉で決定しました。すぐにケアマネージャーに電話をして、退院した後のデイサービスをお願いしました。その時はよろしくと。
 義母はなんだか急いで退院したがっています。そのために彼女は毎日ものすご〜くリハビリを頑張ります。頑張りすぎて熱を出して寝込んだこともありました。本当に、もうそんなに頑張らないでというほどです。私の願いは……。
 やっと退院の日が来ました。(チョットため息が出ました、ゴメンなさい)主人が迎えに行き、義母は杖一本で帰宅しました。うれしい、ここまで回復してくれれば、私の負担はズ〜と楽になっているに違いありません。思わず(小さく)“バンザーイ”だって家の中は杖を使わなくても、歩いたり出来るんです。(もちろん、ゆっくりですけど)
 週3回のデイサービスと週2回の訪問介護をお願いしました。順調でした、本当に順調でした。ある日突然、「今の施設には話せる人がいない」と言いだして困ったこともありました。他の施設に行かせてみましたが、また何か気に入らず、元の施設へ帰ったこともありました。何だか年を取るにつれて、少しずつワガママになるのか、辛抱が足りなくなるのか、振り回されることも多くなってきました。それでも、私が忙しくて食事の用意が出来ない時などは、近所のスーパーに行ってインスタントラーメンや大好きなあんパンを買ってきて食べてくれたりして、すごく助けてもらいました。
 こんな日がズ〜ッと長く続くと信じていました。義母はもともとお腹の調子が悪く、そんなときは主人が病院に送迎したりもしていましたが、時々は例の同窓会に出かけたりしてどんどん入院前の状態へ帰ってゆくようでした。
 義母が元気になってくると、今度は私がワガママになっていき“チョッとそんなに元気なら庭の草取りくらいしてよ”そんな風に思うようになりました。そこで、優しく『庭の草を少し掃除してもらえませんか』すると義母は「腰が痛くてダメだわ」“モーッ少しくらいいいじゃないの”
 私たち、嫁姑の戦いが始まるのかナ〜!!(はるちゃん)


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