はるちゃんの介護日記

17.入院しても元気がない

 無事に入院しました。私たちも胸をなでおろしました。しかし、義母にはいつもの元気がありません。何度か入院していますが、病院ではいつも“痛い、痛い”と騒いだり、隣のベットの人や看護婦さんと仲良くなったりするのに、今回は痛がってはいますが、何だか本当に病人になってしまったようです。骨折のことより、そんな義母の方が心配でした。話しも普通にできるし、ポータブルトイレも用意してもらって何も心配はいりません。
 入院して10日ほどたったころ、その日は主人が忙しく面会に行かなかったのです。すると昼過ぎに病院から電話がかかってきました。何事かと思い飛んでゆきました。義母は「今朝、来なかったから、何かあったかと心配だった」とのことです。良かった、そんなことで心細かったんですね。今までの義母には一度もなかった事でしたので、やっぱりいつもの入院とは違う気がしました。
 次の日、私が病院に行くと「出る物が出ないので先生に相談したら、今まで飲んでいた薬を飲んでいいと言われたからかかりつけの病院からもらってきて」と言います。アッー元気が無かったのは、そのせいかもしれない。トイレに行きづらかったので、ガマンしてますます大変な事になっていたようです。
 すぐに病院へ行って、薬をもらい届けました。二、三日すると少し元気になって顔も明るくなっていました。そして、明日からまた少しずつ廊下を歩く練習をするからと笑っていました。まず、病室のドアまで、それから少しずつ歩く距離を長くしてゆくそうで、とても楽しみです。順調に回復しています。義母も少しずつ病院内の話をしてくれるようになりました。私は聞いてあげるだけですが、少しでも義母の気晴らしになれば、それが一番です。
 今までもそうでしたが、私は主人にも言わないようキツイ事を義母に言うので、先生や看護婦さんに「私は、鬼嫁ですからキツイですよ」と言っています。例えば「そんなにグチばっかり言ってないで、歩く練習をしないと家には帰れないよ」「ケガをしているんだから痛いのはあたりまえでしょ、時期が来ないと楽にならないからね」そんな口調です。まわりの皆さんから「親子みたい」とか「言えることは良いことですよ、言ってあげられる、お嫁さんがいると心強いですから」と言ってもらって、時々低い鼻が少し高くなります。(はるちゃん)


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