はるちゃんの介護日記

19.ついにボケた?

 次の日から、また親子3人の病院がよいが始まりました。いつものように主人が朝、私が午後、娘が仕事帰りに義母の病院に寄ることに。しかしこの度は義母の様子がおかしいのです。泣き出したり、うわごとを言ったり、亡くなった義母の二人の弟たちが見舞いに来たと話したり、昔友達と色々な事があったとか…
 とうとう来たか!私たちが一番恐れていたことが!主人とともに落ち込みました。ある日、主人が急に泣き出しました。「あんな年寄りになるなら俺は今すぐ死んでしまいたい」と。「何言ってんの。貴男が今死んだら誰がバアちゃんの面倒を見るの。自分の親でしょ、私の親じゃないよ!責任もって看病しなさい!」私も訳の分からない道理を言って、怒ってるんだか励ましているんだか、慰めているんだか。二人とも混乱して言い合いをしていました。
 主人は本当に悩んでいます。私の心臓はバクバクしてるし何とかしなくてはと、焦るばかり。勘弁してよ、バアちゃんの事だけでも私だってオロオロしてるのに、私はいったい誰が慰めて励ましてくれるの。でも今は主人に立ち直ってもらわなくてはなりません。抑えて抑えてと自分に言い聞かせました。
 あまりにも立て続けに義母の入院が重なったので、混乱する主人の気持ちは本当に良く分かりました。少し落ち着いたところで、これからの事を話し合いました。もし義母が今のままだったら、ケアマネさんに退院後どこか入所させるようお願いするしかないから、その覚悟はしておかなくてはいけないと。主人も分かってくれていますし、落ち着いてくれたので安心しました。
 次の日、親友にその話をしますと「全身麻酔をすると少しの間そういう症状が出るよ。私の父もしばらくの間心配したけど大丈夫だったから」と言います。少しホッとしました。元に戻ってね。お願いだから主人を哀しませないでね。娘も気味が悪いのか少し避ける様子が見えていたのですが、こちらも安心してくれました。
 ある日、娘が見舞いに行くと義母が寝ていたので帰ろうとしたとき、看護士さんに「昼寝てると夜眠れなくなるので、眠れないと本人さんもつらいから、起こして少し話をしてあげてください」と言われたのです。細かいことにも気を遣っていただいて有難いことだとつくづく感じました。なかなか看護師さんの事まで気が回らないことが多いのですが、改めて感謝しました。
 私たち家族は、本当に周りの皆さんに助けてもらって、精神的にも物理的にも大勢の人たちに手を差しのべてもらい有難いと思っています。(はるちゃん)


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