はるちゃんの介護日記

21.再手術と同窓会

 腸閉塞の緊急手術から三ヶ月が過ぎ、リハビリもずいぶん進みました。私たちが少し楽になった頃、義母はまた、お腹が痛いと言い始めました。先生に調べて頂いたら、傷口が開いていて再手術が必要とのことでした。これでまた、一ヶ月は退院が延びてしまう。しかし、義母はとても元気な様子ですから、傷口が塞がれば、いつでも退院できるので心配はしていませんでした。
 ところが、再手術も終わり“ホッと”していると又、傷口が開いて手術をすることになりました。そして傷口が塞がりリハビリをはじめて行動範囲が広がり順調になってくると、また傷口が開いてしまいます。今度こそはと、思いつつ、とうとう五ヶ月が過ぎ、義母が楽しみにしている同窓会が近づいて来ました
 「こんな姿では出席したくない」あんなに楽しみにしていたのに、駄々を言います。昔は毎年のように、松江や東京、大阪、その他の会場で開かれていたのに、最近は何年に一度になっていたので、是非出席させてあげたいと思っていました。何日か説得を続け、病院の先生からも「入院が長くなっているから、外出して気晴らしをしておいで」と言って頂きました。義母の重い腰もやっと上がりました。
 出席を決めてしまうと、義母は来て行く服や靴の心配をしたりして、少しずつみんなに会うことを楽しみにしている様子です。痩せてしまったので服は新調しました。靴は履き慣れた物をバッグとハンカチ、ストッキング、財布にお金、次々と用意する物が浮かび、着々と準備が整ってきました。
 いよいよ、同窓会当日です。同窓会に出席する前に、義母の友人に連絡すると「旅館にお願いしてあるから大丈夫だよ」と言う話で、安心して会場へ向かいました。会場の旅館に到着して、病院から貸して頂いた車椅子で館内に入ると、全くバリアフリーでないので、一瞬めまいがしましたが、すぐに義母の友人達が玄関まで集まってきて、大歓迎をしていただき、義母も大変嬉しそうでした。
 車椅子でゆっくり、ゆっくり段差を乗り越えてゆきます。会場は2階とのことで、困ったと思っていると「二階へは旅館の方が抱えて下さるから安心して」と言って頂きました。
 皆様にご協力いただき、本当にありがたく思いました。旅館の方々にも感謝しております。でも私がバアサンになるころには、っと色々な所がバリアフリーになっていて欲しいなとつくづく思いました。皆様よろしくおねがいします。(はるちゃん)


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