はるちゃんの介護日記

26.助けてくれた皆さんに「ありがとう」

 義母は一進一退を繰り返していましたが、平成16年1月9日他界しました。義母はこの5年間入退院を繰り返し、経済的には心配をかけましたが、家族は一度も下の世話をすることもなく、最後の最後は眠らされていたので話をすることはできませんでしたが、それまでは意識もハッキリしていましたし、多少の会話もできました。帰宅してからのことを考えて購入したポータブルトイレも一度も使うこともなく、本当に家族孝行をしてくれました。
 私といえばデイサービスの人が迎えに来られたときに手を貸そうとされると「自分でできますから、手を出さないで」とか、入院中にも「自分で何でもできないと家に帰れないよ」、「一日中家にいないで10mでいいから散歩に行ってきて」と言うなど、励ますつもりだったけど、嫌な嫁だったかも知れないと落ち込んでいました。
 葬儀の時に義母のお友達から「家族みんなにいつも感謝していらっしゃいましたよ」と教えて頂き、私たちに直接は言ってくれませんでしたが、話を聞いて少し気持ちが楽になり、嬉しくてホッとしました。
 面倒だと思うことも、うっとうしいと思うこともありましたが、本当は義母は私たちにとても気遣ってくれていたような気がしました。姉から「貴女は本当に恵まれてるよ。もっともっと手のかかるお年寄りを抱えてる人がいっぱいいるもの。それに友達や知人にもいっぱい助けてもらったでしょ。ありがたいね」と。
 そうなんです。義母の療養には本当に沢山の人に助けて頂きました。私ひとりでは、家族だけではどうにもできずパニックに陥っていたと思います。入院中は先生と看護婦さんに、退院してからは多くの介護士さんとホームヘルパーさんに助けて頂きました。主人と娘には言葉で言い尽くせないほど助けてもらいました。自分の母親のことではありますが、こんなに一生懸命、嫁を助けてくれる夫はいないと思うくらい嫌な役目もしてくれましたし、娘は私にストレスが溜まったと感じると買い物に連れ出してくれたり、私の大好きなゴルフの打ちっ放しに一緒に行って気晴らしをさせてくれたり。気持ちが分かったので嬉しいことでした。義母のお友達は、偶然出会った時「お母さんが貴女の自慢をしておられたよ」と嬉しくなることを言ってくださいました。そして、また、私は元気になることができました。
 自分が同じように年を取ったときに、義母のように皆に好かれる年寄りになれるといいなと思います。
「年寄り笑うな、行く道だ」
私たちを助けてくださった本当に沢山の皆様に感謝の気持ちを捧げながら、私の介護日記は終わりにします。
 長い間、私の話を読んで頂いてありがとうございました。(はるちゃん)


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