ドクターXの独り言

夏に多い痛風とは(その1)

 7月に入り、暑い日が続くと、気温の上昇とともにあちこちでビヤガーデンか開かれます。この時期私たちのところへ訪れる患者さんの中には痛い足を引きずりながらやってくる痛風発作の方がみられます。そもそも痛風はビールの中に多量に含まれるプリン体が体内で尿酸に変化し、尿酸の結晶となり、関節に引っかかるために痛みが起こる病気です。もっとも一般的な痛風とはある日突然足の親指の付け根にの関節が赤く晴れ上がり、それこそ風があたっても痛むほどの激烈な関節痛を生じる病気です。大の大人が2−3日歩行不能になるほどの痛みで、多くの人が靴を履くことが出来ないほどの痛みです。事実、東京のホテルの宴会で飲みすぎて、あくる日痛風発作のため、靴が履けずホテルのスリッパで当院に受診された友人もいます。痛風は西洋においては古い病気で、エジプトで発見されたミイラの関節内から痛風結節が発見されたという報告もあります。明治以前菜っ葉を食べていた日本人にはなかった病気です。痛風もちで有名の歴史上の人物といえば、ニュートン、ゲーテ、あのレオナルドダビンチ、ミケランジェロなどまだまだおられます。
 痛風の下人は、先ほど述べた食事にも原因がありますが、遺伝素因、ストレスなどもその原因として挙げられています。痛みだけでなく、放置していると腎障害なども引き起こす怖い病気でもあります。暑い夏ですがビールの飲みすぎには少し注意が必要かもしれませんね。


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