ドクターXの独り言

健康平均寿命について

 皆さん平均寿命についてはよくご存知でしょう。現在わが日本は世界に冠たる長寿国で、女性が85歳、男性が78歳というのはよく知られていることです。
 今日お知らせするのは、健康平均寿命というお話です。これは病気で臥床状態とか、入院状態にならず元気な老後が何歳まで過ごせるかをあらわすものです。女性では75.8歳、男性では71.4歳という驚くべき数字が上げられています。すなわち、女性では平均75歳までが元気な老後を過ごせるということであり、それ以後約10年は介護保険のお世話になり施設入所とか、入院とかの状態で10年近くをすごすというショッキングな話です。
 男性にいたっては71歳を過ぎるとこのような状態になるということです。よく、患者様に「血圧が高いから治療をしましょう」とか「コレステロールが高いから治療しましょう」または、「このままでは脳梗塞になりますから薬を飲みましょう」というと「いや、わしゃ、ころっと死にたいけん薬は飲まん」とか言われます。
 現在死因の第一位はガンで、脳血管障害は三番目で年間の死亡者は13万人とか。しかし、この死亡数に数えられている方の10倍片麻痺とかの後遺症で健康な生活が送れない方々がいるのです。実は10年間臥床状態の原因として一番多いのがこの脳血管障害の後遺症なのです。
 健康な老後を過ごすためにも、高血圧、高脂血症などの治療を真剣に考えてはどうでしょうか。


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