ドクターXの独り言

禁煙の勧め

 昨年禁煙が保健適応となってから多くの患者様が外来に受診されるようになりました。多くの方は高血圧、糖尿病、高脂血症などがあって、医療機関、保健施設または医師から禁煙の必要性を説得され受診された方です。このような方々は禁煙をしなければ脳梗塞、心筋梗塞の危険性が増しますよと半ば脅され、納得してこられた方です。このような方々ではおおむね禁煙の成功率は80%です。しかし、あきらかな禁煙希望の動機づけのない場合にはかなりその成功率は下がるといわざるを得ません。タバコを吸っているということはニコチン依存症という病気にかかっているという自覚がなければ禁煙は成功しませんニコチン依存症は麻薬依存症、覚せい剤依存症と同じく危険な中毒患者であるという自覚を持ってもらう必要があります。さらに、麻薬中毒、覚せい剤中毒より悪いのは副煙という形で回りにいる方にも健康被害を与えてしまうことです。
 タバコは大人の嗜好品という誤った考えを持っている人がおられます。また、高齢だからいまさらやめても変わらないだろうという方もおられます。確かにタバコの害は吸い始めてから40年前後から出現します。しかし、今問題となっている肺気腫については今やめれば呼吸困難という最も厄介な症状を和らげる事はできます。また、かわいいお孫さんに将来癌の恐怖を与えずにもすみます。いまからでも禁煙しませんか?


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