お茶と健康

お祝いにお茶

 先日も ショックなことがありました。山陰出身の方と中部地方の出身の方が結婚されると言うことで、山陰出身の方のご両親から 弊社に引き出物として「お茶」の注文が入ってきました。ところが 急に 中部地方の出身の方から「お茶」は縁起が悪いから、「お茶」を「コーヒー」に替えてほしいと 連絡が入ってきました。前回の「仏事にお茶」で書きましたように、ただ単に 仏事にお茶を使うので 縁起が悪いと思い込まれた 一つの例でした。特に 中部地方では 葬式と言うと 必ずお茶を使われます。実際、この地方の御茶屋さんの中には 実家がお寺の出身の社員を雇っているところもあります。
 しかし、お茶は 縁起の良い飲み物です。例えば、茶柱が立つと何かいいことがある・・・・て言いますよね。今でも九州地方では「結納」にお茶を使います。この「結納」にお茶を使う習慣は 大変古く、中国の宋の時代には 使われていたようです。お茶の木は「ごぼう根」と言って、木の移植ができない植物です。このことから、いったん嫁入りしたならば そこに根をはり、みだりに夫を替えないことをいましめて、「結納」にお茶を使うようになりました。また、茶の木は 大変根がよく発達しており、長い根が隣の木同士からみ合います。この姿が 大変仲むつまじく見えるので、それで 使われるようになったという説もあります。
 いずれにしても、健康に体を保ってくれる「お茶」は、縁起のいい「お茶」なのです。どうぞ、お祝いに「お茶」をお使いください。

(有)中村茶舗 中村寿男


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